| まずは前座で、ANAってひどいじゃないのってちょっと怒った話。今年、家族6人で旅行したときのこと。シニアなお袋と乳児を含む子供3人を連れ、ベビーカーを押して飛行機の搭乗口に行った。アメリカで生活しているときにもいろいろな航空会社を利用したけど、必ず優先搭乗制度の対象となる家族状況だった。優先搭乗制度というのは、飛行機の搭乗の際に、障害を持つ人、ベヒーカー、乳児、お年寄りを連れた人などを優先的に先に搭乗させる制度のこと。当然、日本でもそれは実施されている・・はず。
 で、往路はJALを使った。JALの搭乗口で「ベビーカーを持ち込みたい」と言うと、家族構成を確認し、一番最初に搭乗できるように誘導してくれた。それが当たり前だと思っていた。しかし、復路のANAは違った。団体チケットだったせいなのかなんなのかは解らないが、ベビーカーを持ち、乳児をだっこし、子供2人と老人を連れた家族(僕らのことね)を搭乗口で足止めし、他の優先搭乗者を誘導し始めたのだ。搭乗口は騒然だ。さすがにびっくりした僕は「ベビーカーと乳児は優先搭乗の対象じゃないのか」と聞くと、ANAは「他の優先搭乗の方がいらっしゃいますから」と応えて、その場で待つように言った。どういう意味? 
              搭乗口で邪魔している格好になっている僕らは周囲からも迷惑がられている。ふたり連れの若者などが優先搭乗という名目でどんどん搭乗していく。中には「いいのよ、優先の列に並んで入っちゃえばいいの、いいの」とかいっている中年女性までホイホイ先に搭乗させていた。
 これがANA全体の方針なのか、一搭乗口の対応の問題なのかは解らないけれど、こんなことは長い飛行機生活初めてのこと。伊東美咲がANAのスッチーの格好をしてPRしている芸能ニュースを見て思い出したが、そんなPRやっている間にもっとグローバルな視点で制度を考え直すか、もしくは社員教育を徹底した方がいいんじゃないの? 
              と感じた次第。ぷんぷんってね。
 さて本題、今回は久しぶりのF1のネタでインターネットのリンク貼りまくり(笑)。 
 ■がんばれ BAR HONDAまもなく開催される秋のビッグイベントと言えば、鈴鹿のF1日本グランプリ。
 正式名称は「FIA F1 世界選手権シリーズ第17戦 
                フジテレビ日本グランプリレース」でちょっと長い。しかもちょっとショボイ。まぁ、レースの正式名称なんてどうでもいいんだけど。
 さて、 今年は戦闘力が格段に上がったホンダエンジンと、それを搭載するパッケージ「BAR 
                HONDA」、日本人ドライバー佐藤琢磨を見ようと、動員人数がかなり増えることが見込まれている。F1マシンっていうのはおもしろいもので、速くて強ければ格好良く見えるし、遅いとやけにしょぼく見える。去年まで冴えないなぁ、と思っていたBAR 
              HONDAのマシンも潤沢に結果を出し始めると、たまらなく愛おしく思えてくるのである(笑)。
 あぁ、かっこいい。
  というわけで、BAR 
              HONDAが格好良いのでスクリーンセイバーを入れることにした。僕は元来、パソコンのメモリを食うものは嫌いだ。「便利だぞ」と言われても、普段使わないうちから常駐しているソフトはどうも苦手なのだ。しかし、もうそんなことは言ってられない。とりあえずBAR 
              HONDAだ。スクリーンセイバーはホンダのF1のWEBサイトから無料でダウンロードできる。もちろん日本語版も用意されているから安心っぽい。  このスクリーンセイバー、イカしたBAR HONDAの写真はもちろんのこと、起動する際にインターネットでサーバに接続して最新情報を更新し、現在のF1ドライバーランキングや、最新レースのBAR 
              HONDAの結果、戦績、プロセスなどを表示するのである。だからどうしたと言われてしまえばそれまでだが、BAR HONDAだから良いのだ。ホンダ魂炸裂なのだ。 ■ホンダF1、ノスタルジーそういうわけで今年は僕もF1を観に鈴鹿まで足を運ぶことにしたわけだけれども、もう10年ぶりくらいになるかもしれない。今回はちょっとそんな話を。僕はここでも何度かロータスファンであることをお話ししてきた。F1に限らず、愛車でもロータスに乗っていたい・・今は手放してしまったが。
 F1レースは子供頃からの憧れでTVにかじりついてみていたが遠い存在だった。マンガ『赤いペガサス』(村上もとか著)なんてとても興奮して読んだ。でも遠い存在だった。そんなF1を身近にしたのは、かの中嶋悟氏だ。当時、国内では敵なしの強さを誇った中嶋氏がF1レースにフル参戦することになったのは1987年のことだ。僕にとっては衝撃的だった。チームはなんとロータス。エンジンはホンダ。僚友は前年ジョン・プレイヤー・スペシャル・ロータスF1を駆ってナイジェルマンセルと壮絶なデッドヒートを演じた新鋭アイルトン・セナ。ホンダはロータスの他にウイリアムズチームにエンジン供給しており、1987年は僕の大好きなネルソン・ピケと大雑把で速いライオン、ナイジェル・マンセルがドライバーだった。なにもかも僕にとってはスペシャルな話題だった。ホンダと中嶋氏を中心にF1の見方が変わった。そして、鈴鹿日本グランプリの開催。憧れのロータスホンダとウィリアムズホンダのガチンコが観られる!! 
              僕はホンダ勤務の友人にチケットを手に入れてもらうように無理を言ってせがんだのだった。
 
              
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 |  |  |  |  |   そんなあの頃がなつかしく思い出される。1987年は全戦、VHSテープに録ってある。3倍録画でもうボロボロだけど、1000馬力を目指したホンダターボ、ハイテクで理想のアクティブサスペンションを追求したロータス99T、チャンピオンを目指すセナ、日本人にF1の門を開いた中嶋、ピケとマンセル・・すべてが珠玉の映像なのである。   あぁ、2004年、ホンダの活躍とともにそんななつかしい思いがよぎる。また、鈴鹿に強いホンダが帰ってきてくれるかもしれない。 その後、仕事でもF1に携わり、イタリアMONZAにも行く機会を得るのだが、そんな話はまたの機会に・・。   |