・デジタル処理で画像がきれい
古い作品だって、きれいな画像で観たいと思うのは当然のこと。DVDにはフィルムの傷や荒れなどをデジタル処理で修復し、きれいな画像を復元して収録されたタイトルも多い。ウルトラQやウルトラマン作品などにもこの手法が用いられているが、画質の綺麗さに感嘆してしまう。おそらく、元々のフィルムより綺麗だ・・・。ふむふむ。DVDでは、ウルトラセブンがキンアカだったりして(ウソ)。
・全話ボックスがラインアップ
メディアとしてはレーザーディスクの延長にあり、レアなタイトルを全話セットでラインアップするレーザーディスク的マニア市場が現時点では大切なユーザ層だ。「BOX」という言葉に独特なインスピレーションを感じるが、『愛の戦士レインボーマン』や『流星人間ゾーン』など、ビデオ市場ではなかなか観られない作品がメジロ押し。更に最近では『巨人の星』『あしたのジョー』『エースをねらえ』など歴代のスポ根アニメのDVDボックスも登場して、なにかとワクワクな世界なのである。50話とかある作品を全話観ることは、よっぽど時間が余っていないと困難だが、マニアにとっては所有する自体にも十分な意義があるのである。でも高い・・(汗;)。
■ボックスはオークションにあり?
さて、ボックスの話が出たところで、電脳大魔王が歓喜していたDVDタイトルの全話セットの話題に触れよう。
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マニア向けのDVDタイトル市場は確かにあるのだが、しかしこれがとても高額なのだ。例えば、ご存じアニメの代表作のひとつである『機動戦士Zガンダム』は根強いファンが多いけれども、最近発売された同作品のDVDメモリアルボックスは全3巻(3ボックス?)で完結だか、ひとつ2万円以上する。
バラ売りだと1巻は2話収録で定価3,800円、2巻以降は4話で6,000円だ。全13巻揃えたいと思うと、かなりな覚悟が必要だ。画質も良いし、パッケージもマニア心もくすぐる。欲しい・・・のだがやはり財布は寒い。
そこで、高額商品なら少しでも安く、というわけでオークション。YAHOO!オークションを覗いてみると、香港版の『機動戦士Zガンダム』の全話セットが売られている。出品している人は香港在住の人がほとんどだが、もちろん日本語で解説されているし、落札しても日本語でメールが来て、やりとりできる。価格はだいたい7,000円から9,000円程度、出品者が送料を負担してくれる場合もある。リーズナブルに全話を観たい、所有したいという場合はこの方法もある、が、リスクはないのだろうか?、画質はどうなのだろうか?
音質は?
※ご注意
ガンダムの著作ライセンスを保持している日本法人の株式会社サンライズによれば、この作品は無許可の違法商品とのこと。「ガンダムと名のつく作品のDVDは香港では一切販売しておりません」とのことなので、それが解ったからには、購入は差し控えよう。(加筆)
次週はそのあたりの注意点を含めてじっくり詳しく解説しよう。お楽しみに。
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