先週はいいことがあったなー。
ひとつはサッカーのオリンピック出場おめでとう、な話。

■オリンピック予選突破に思う
国立競技場で観てきた。そりゃあ、もう大騒ぎ。スカッと勝って、スカッと楽しい。サッカーもこういう感じがなんとも気持ちいい。埼玉スタジアムのワールドカップ予選は、なんともジレったくて、美しくもなんともなくて、さっぱり連携できてなくて、「本当にチームなのか」と思ってしまったけれど、その分、若い連中のチームがハラハラさせながらもスカッと勝ってくれた。うれすいことです。
とか言っているうちに6月からEURO 2004(欧州サッカー選手権)がポルトガルで始まる。楽しみだ。ワクワクだ。

■ディープパープルなひととき
もうひとつが結成３６年目のディープパープルのライブに行ってきたこと。3/20 国際フォーラム。あな、なつかしや、ディープパープル(濃い情報はコチラ thehighwaystar.com )。ハードロックとよぶのか、ヘヴィーメタルと呼ぶのか、どっちでもいいけれど、ハネてドライブなサウンドはご機嫌ですぞ。久しぶりにいい音聞いたなって感じ。「ディープパープルかぁ〜、なつかしいなぁ」って人が大半だと思うけれど、現在のパープルに天才ギタリスト、かのリッチー・ブラックモアはいない。その代わり、スティーヴ・モーズというすんげー天才がキャウンキャウン叫ぶギターを聞かせてくれる。友人のアーティスト曰く「ロックだけじゃなく何でもできる人で、昔はデキシー・ドレッグスとバンドやっていたアメリカ人」だそうな。ギターソロで泣いちゃうかと思いますた。ちなみにキーボードのジョン・ロードもいなひ。
んで、ボーカルは第２期(黄金期)のイアン・ギラン(サイコーでしょ)。更に、ロジャー・グローヴァーとイアン・ペイスは健在。

もちろん、イアン・ギランのボーカルに当時の高音やパワーを期待するのは酷というもの(それでもナカナカ、まだまだイケてます)。否、そんなことよりも、僕にとってはポール・マッカートニーのライブと同じで、あの頃、駆け抜けた自分の青春を思い起こすことしきり、のひとときなのだ。
自分のことだけではない。リッチーのギターに憧れ、スモーク・オン・ザ・ウォーターを学園祭で弾いていたギラギラの友達たち(当時はともだちのことを"ダチ"とか言っていました? うぷぷ)だって思い出す。みんな必死に自分を表現しようとしていた。何かに向かっていきたかった。ヤツらのそばでいつもパープルが叫んでいた。
僕はスピードにぶつけていた。ギターもバイクもクルマも(ついでに異性への好奇心も)、みんな同じ光だった。カッコいいものへの憧れを胸に、叫んだ。僕らにとってロードへの想い(ついでに異性への想い)は「ハイウェイスター」で「スピードキング」で「バーン」だったかもしれない(ちょっと意味不明)。
いつまでも、カッコいいものを「カッコいい」と言える大人でいたい。

ライブの内容は、昨年リリースした新譜『バナナズ』のナンバーが少し、そして、いつものなつかしいナンバーももちろん聞ける。チケットは完売で当日券もSOLD OUT。客層は様々で、主に昔、ロッカー風の人、カッコよく年をとってそうなオジサマ/オバサマ、意外と若い人・・なんと家族4人で来ている人も!! いーぞいーぞ。
相変わらず、最大の見せ場は(さっきも言ったけど)、泣いちゃいそうなくらいイカしているギターソロ、キーボードソロだ。これがあってこそ、イアン・ギランのボーカルとお馴染みのナンバーの魅力が何倍にも増幅される。
さて、ディープパープルと言えば、ライブCD『Live in Japan』がイチオシという人も多いだろう。ライブでなつかしく思った人は、1972年の武道館と大坂フェスにトリップして、当時のギランのボーカルやリッチーの神がかり的なギターに酔いしれてみようー。DVDでは、第三期の『1974カリフォルニア・ジャム』なんかどう? 映像は当時のものでしょぼいけれど、現在のパープルとは違った魅力(BURNで絶叫するグレンヒューズの高音なんてイカす?)を堪能するのもいいのではなぁい?

■保険屋に腹を立てた
年末に駐車場でクルマをぶつけられた(カミさんが駐めたので僕は直接、現場をみていない)。後ろのフェンダーとバンパーの右側面をゴリっという感じだ。それは取り立てて騒ぐこともない、よくある出来事だし、ぶつけた人はいい人のようで、すぐに保険屋と修理屋を派遣して修理の手配をしてくれた。ところが問題はその保険屋だった。

僕自身は、バンパーをこすったのだから、当然バンパーは新品に交換するだろうと思っていた。しかし、さにあらず、パテ埋めして上から塗料を吹いて持ってきた。あ? まるでひと目見て事故車じゃないか。誰だって注意深くみれば、バンパーを塗って直したことくらい解る。なんてこった。むげに査定が下がる。それだけでもトホホで、当てられ損だと思うのに、それからもっと凄い会話を聞くハメになる。

僕のバンパーはエアロタイプのエアダムが本バンパーの下にくっついている。言ってみれば3分割されている。直してきたのは本バンパーだけで、右のエアロにもこすった後があるので、こっちにもちゃんと直して欲しい、と修理屋に頼んだ。すると「解りました。塗ってきます。しかし、右側だけ塗ると左のエアロ部分と色が合わなくなることを了承して下さい」とか言う。なんだって? ナニを了承しろって? この人たちは阿呆でしょうか。こっちの気持ちは想像だにしないのだな。駐車場に停めていたら勝手にぶつかってきたのに、「ぶつけた右側は直すけど、左と色が変わるのは承知していてね」と言っている・・・。これが不条理でなくてなに? 3分割のうち、ふたつに色を塗って、なぜもうひとつも塗らない??

「左も塗れば?」と問うと「保険屋が"ぶつけたところしか直すな、これは規則だから"と言うので・・」とぶつぶつ。そんなボケた保険屋があるか、右と左で色が違って、元通り直したと言えるのか? と激怒して三井住友海上にすぐ電話。そしたら・・な・なんと同じ返事。右だけしか直さない、という。論外です。こんな保険屋に自分は加入していなくてよかったと思うけれど、このままじゃあ収まらないので、どうしてくれようかと思案していたら、見るに見かねたか修理屋がサービスで直します、と同情して直してくれた。しかし、それにしても三井住友海上とか言う保険屋は、よくそれで商売ができるなぁ、と思うのである。

僕はなんかおかしなことを言っているだろうか? 最近、年のせいか腹をよく立てる気もするが、この件は腹が立ってしかりだと思うのだ。いや、年寄りの頑固オヤジになってきたのかな。当てられ損な世の中なのか?

あ、またカミさんがカーステに「MISIA」のアルバムを突っ込みやがってる!! これはコピーコントロールCDなんだぞ。カーステが壊れたらどうするんだー。修理に出すのがすごく面倒なんだ。あ、なんでCDと呼べないのにコピーコントロール「CD」なんだ? あ、なんでお店のCDコーナーにいっしょくたに置いてあるんだー。不条理だ・・あぁ、眠い・・。

・・・また、ITとは関係のない話で終始してしまった(猛反省)。

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