来週はトヨタカップだ。
世界一クラブチーム決定戦なのだ。しかも、地元ヨコハマで開催なのである。
欧州代表でやってくるのはあの白い巨人・・巨人と言ってもジャイアンツではない、カネ巻いてスター選手集めるところはかなり似ているが、それは似て非なるものレアルマドリードなのだ。あのジダンが、フィーゴが、ロナウドが、ラウルがやってくる。なにより、あのロベカルがやってくる。心配された故障や体調不良でのスター選手の欠場も、熱狂的レアルマドリード・ファンによるとベストメンバーが来日予定。心配はなさそうだ。わぁ、ワクワクだぁ。楽しみなんだぁ・・と思っていたら僕が風邪引いた。
頭はガンガン、胃はねじれてグリグリ。
来週でなくって良かったが、仕事のスケジュールはまたも切迫。危機一髪なのである。
■連載はじまりました
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※なお、この新装刊号では特集「テレビ録画に挑戦!」もトライセックが書いた記事・・西井が中心の力作だから読んでね。 |
先月より毎日コミュニケーションズの雑誌『月刊ピーシーモード』(PC MODE)という雑誌で連載が始まった。『月刊ピーシーモード』は新装刊で元はタッチPC。オフィスソフトの操作を中心に初級者にも解りやすい記事が満載だ。
さて、この月刊ピーシーモードでの連載、連載と言っても毎月のニュースから気になるものやひとこといいたいものをピックアップするニュースコラムなので続きものではない。いつでも気が付いたときに気が付いた号のページを開いておくれ。コラムの名前は「ITビジネストレンド」(カラー1ページ)。わかりやすさは初級者向けでも、内容は結構重厚だ。新装刊第1号で取り上げた話題は「5GHz帯無線LANはインターネットシーンを変えるか?」というテーマだ。
う〜ん、5GHz帯無線LANってなんぞ? という人はアンテナを磨きなおしてぜひとも月刊ピーシーモードをチェックすべし。とまぁ、突き放すのもナニなので、ちょっと解説しよう。
要するに東京電力グループのひとつで無線アクセスの市場でじつに84%ものシェアを持っているスピードネットが解禁になったばかりの「5GHz帯」と呼ばれる帯域の無線LAN実験を開始したという話題に始まっている。(そう言えば次の号が出ている頃だなぁ・・ごめんね)
■新しい無線のいざないへ
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要点としては、まずは単純に高速な無線インターネットへの期待だ。僕がインターネットをはじめた1995年当時、モデムの転送スピードは28.8kbps、携帯電話でのアナログ通信速度は9600bpsだった。
スピードネットの発表によると5GHz帯の最大転送速度の目標は20Mbps。つまり当時と比較すると・・・すごく速い、びっくりするほど速いのだ。
次にそのインフラ。東京電力が既に持っている光ファイバー網と電柱に建てたアンテナを活用した無線アクセスは、NTTにまったく依存しないネットワークなのである。万事が万事、NTTを中心に動いている通信業界にあって、NTTに依存しない世界に対する期待感に似たものだ。
更に言ってしまえば、ホットスポットだ、アイススポットだなんてチャチなこと言っていないで、電柱が立っているところならどこででも超弩級の高速インターネットできれっちゅーの、ってな感じだ(意味不明)。ドーセいずれはそうなるんだから、チャッチャッとやれ、と(意味不明×2)。
■いずれは本流へと
で、スピードネットという企業、実は84%ものシェアを持っている割には結構地味な、営業マンが足で仕事をとってくる営業努力主体の企業なのである。そこがまたいい感じだ。加入者数は今年5月に1万人を超えてからなおも増加を続け、9月1日に2万件を超えた。しかし、それは単に時流に乗ったからではなくて、地道な営業活動がある。
平成11年9月設立以来、直販営業員による訪問販売を営業活動の主体としている珍しい会社だ。もともと無線アクセスの需要は少々特殊なのだ。NTT局との距離が遠く、ADSLサービスが提供されていなかったり、集合住宅単位で契約や同意書の必要があるために、ブロードバンド環境の導入を見合わせている人が利用者の主体なのだ。言っちゃなんだが本流ではない。支流層がターゲットなのだが、今やマンションの資産価値にも影響すると言う高速インターネットへの接続の可否という、いかんともしがたい格差を無線アクセスが地道に埋めていることを僕たちは知っておかねばなるまい。そして、いつの日かこの技術こそが本流となり・・・団地の中央公園のベンチで老人がひとり、ノートパソコンと高速無線インターネットでブロードバンド猪木.tvに打ち震える時代はもう目の前なのである!!(意味不明×3)
スピードネットの営業マンは言葉通り足でユーザーを開拓する。街の釣具屋で携帯用釣り竿を買ってきて、その先に無線のアンテナを付けた。それを鞄に挿し込むと、ノートパソコンを手に営業に出かける。いつでも無線アクセスのデモを行うためだ。多くの顧客がその光景に微笑みながらも高速な常時接続線が手軽に導入できることを実感し加入した。無線アクセスがADSLの最高転送スピードを超えたとき、地域格差を埋めるインフラではなくなるかもしれないぞ。 |